- 2008-01-06 (日)
- mobile






ITMedia Mobileのお正月対談において、ジャーナリストの神尾寿氏と石川温氏で興味深かったので紹介。
2007年の携帯業界を振り返る(4):2008年はモバイルWiMAX、3.9G、4Gへ向けた種まきが重要に (1/4) - ITmedia +D モバイル
ドコモのバリューコースがすごい点について指摘がされてました。
簡単にまとめれば、総務省などの要望にもこたえつつ、ユーザー側にもドコモ側にもメリットがあるプランに仕上がっているとのこと。
バリューコースというのは、販売奨励金をドコモ側から支払わない代わりに月々の基本使用料を1,680円割引をするというサービス。このままでは、別に対した料金プランではないのですが、
・月賦販売
を導入することによって、端末販売価格を分割払いにしたところ。更に、電話料金と一括支払いとすることで、ユーザー側としては
・最新端末が「0円」で手に入れられて、その対価は毎月500円~3000円程度(分割払いの支払い期間による)。
という状況になっている。
従来、最新端末を購入する場合には、販売奨励金があったとはいえ30000円程度の初期費用が発生していた。
この料金プランが、とても好評なようで3週間で100万人のユーザーが「バリューコース」契約をしているようです。
ドコモ、「バリュープラン」契約数100万突破──開始3週間、905i購入者9割が選択 - ITmedia +D モバイル
ここまでが、ユーザー側のメリット。
さて、ドコモ側のメリットですが、先述の神尾氏によると
しかも、ドコモにとっても、バリューコースは大きなメリットがあるんですよ。なぜなら、今回の新販売方式で販売が伸びているのが、家電量販店とドコモショップなんです。
逆に、二次代理店以降、いわゆる併売店は販売数が落ちている。ドコモは今年(2007年)から来年(2008年)にかけて販売チャネルの再編を行い、流通コストの圧縮を図って収益構造を強化するのですけれども、その取り組みにバリューコースは追い風になっているのです。
端的に言えば、二次代理店が少なくなれば「端末や販促品」の輸送費を削減できるし、契約事務処理なども効率化を図ることが出来る。
一方、ユーザー側からすれば「同じ価格であれば、アフターサービスの充実したところで買いたい」という気持ちがあるわけで、家電量販店やドコモショップに足を運んでいるようです。
神尾氏はドコモに対する来年以降の展望を、以下のように締めくくってます。
足踏みしているように見えたこの3年間、ドコモがまいた種がかなり実ってきたんですよ。そして、たぶん来年以降も収穫期は続きます。
地味なイメージのあるドコモですが、2008年こそDoCoMo2.0という冠にふさわしい企業になっていくかもしれませんね。
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