先日、劇団四季の「南十字星」観ました。

南十字星
2008年8月2日(土)17時30分開演
劇団四季 四季劇場秋

日本とインドネシアの間に、こんなにも濃密な関係があったなんて。第二次世界大戦というと、中国やアメリカ、ヨーロッパ諸国の印象が強いですよね。あらためて、先の世界大戦でいかに日本が世界を相手に暴れ回ったのか、再認識をさせられるミュージカルでした。



劇団四季のすごいところは、結構な大物を招待している点。今回の南十字星でも、インドネシア大使、駐日インドネシア特命全権大使が来場しているようです。

『ミュージカル南十字星』開幕―― インドネシア大使が来場されました
『ミュージカル南十字星』に駐日インドネシア特命全権大使がご来場されました

特筆すべきところは、舞台装置に「水」がとっても有効活用されていた点ですね。床が可動式になっていて、スライドすると下から水の張った池のようなものが出てくるんですね。その水たまりを、あるときは「水田」として、あるときは京都の庭園としてみせるわけです。それが非常に自然な形でミュージカルの中に生かされていて、感心しました。

ただ、インドネシア舞踊らしき場面が出てくるんですが、これはさすがに本場の踊りからするとちょっと見劣りするような気がしました。インドネシアの人たちって、首を振るときに頭を水平に横にスライドさせると思うのですが、それができてなかった。それは仕方ないことかと思います。ただ、気になりました。

劇団四季の創立55周年記念の昭和3部作として、ラストを飾った「南十字星」ですが、全部を観終えた感想としては当然のことながら、

・戦争は、いかなる手段を使ってでもそれを回避しなければならない。

ということだと思います。特権を持った立場の一部の人間の誤った判断によって、非常に多くの人たちが理不尽な目にあう。この昭和3部作では、その具体例を鮮明に見せつけられた気がしています。これを、胸にしっかりと焼き付けて生きていくことがボクたち若い世代の指名であり、自らを守っていく手段でもあるんだろうと感じました。


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