済州島旅行の2日目(2009年9月1日)。

今回の旅のメインイベントであるハルラサンの登山の日です。

この日のために、事前にハルラサンの情報をネットで調べてました。参考にした記事は以下のとおり。

済州島 漢拏山(ハルラサン)登山ツアー|韓国ツアー予約「コネスト」

京都田辺山友会|30周年記念海外登山|ハルラサン

海外登山ベストトレッキング 漢拏山 日通ペリカントラベルネット

韓国濟州島ハンラサン

クライミング&ウォーキング+サイクリング: 整備しすぎの漢拏山(ハルラ山)

そして、登山用品を新調して準備をしてきました。前日は22時過ぎには就寝して、準備万端。

・・・と思いきや、翌朝、ボクのケータイのアラームが鳴らずに、起床予定時刻の5時を大幅に寝過ごして、6時に起床しました(>_<)

慌てて、着替えをして、日焼け止めを塗り、虫除けスプレーをかけて、やっとホテルを出たのが7時前。外を出たら、あいにくの曇り空。

ホテルから城板岳の登山口までの行動は、以下の記事に詳細を書いたので、ここでは割愛。

marinoa net - ハルラサン(漢拏山)城板岳入口への市外バスによる行き方

というわけで、城板岳入口に着いた時点から話を進めていきます。

 

8時30分頃から、登り始めました。ちなみに、入場料は無料でした。後日、タクシーの運転手さんに聞いた話によれば、世界遺産に登録される前までは入場料を取っていたそうですが、登録されてからは無料になったんだそうです。

登山口での天候は霧雨。気温も市内と比べて肌寒く、長袖シャツにパーカーを着て登山開始。往復、8時間の登山が始まりましたー。まずは、登山口から8.3km先にあるつつじ畑休憩所(Jindallaebat shelter)を目指します。

ハルラサンは、2007年に世界遺産に登録されたこともあって、所々に木道があったり、岩もちゃんと固定されていたり、石段になっていたりと、整備がされてました。それでも、ボク自身、子供のころに富士山に登って以来、本格的な登山は10数年ぶり、奥さんの登山経験は高尾山くらい、という超ビギナー。元々、ネット上で整備されていたことは知っていたし、先人の登山日記を読むと「整備しすぎててなんだか物足りない」と書いてあったりしましたが、ボク達には十分に楽しめました。

なお、常に歩きっぱなしであることと、14時までに山頂に上らないと、下山規制があったことから登山中はあんまり写真を撮る余裕はありませんでした。そんな中、頑張って撮ったのがこれ。

 

うっすらと霧がかっていましたが、前方は問題なく見えてました。つづじ畑休憩所までの8.3kmは、ずっとこんな感じの景色が続きます。そこで、延々と3時間くらい登っていきました。

その間、何回か現地の韓国の方々に追い抜かされました。私達はビギナーだった点も考慮して、マニュアルどおり上下共に通気性、速乾性の高いジャージを着て、リュックを背負っての登山でしたが、彼らはジーパンにTシャツみたいな感じで登ってました。それも、サクサクと追い抜かされました。

また、助かったのはこの案内板。

 

数百メートルごとに、この案内板が立っていたので、自分がどこまで進んだのか把握することができます。

ただ、結構歩いたなー、と思って看板をみると200メートルしか進んでなかったりして、なんどもくじけそうになりながら、前に進んでいった印象があります。事前に持参しておいたミネラルウォーターやお菓子などを摂取しながら、一歩一歩、頂上を目指していきました。

そんなわけで、11時頃、ようやくつつじ畑休憩所に到着しました。

ここで、早めの昼食をとりました。昼食は、前日にロッテマートで購入しておいたのですが、休憩所に先についていた登山グループは輪になって、カップラーメンを食べているのを発見。休憩所の売店を見に行ったら、どうやら1500ウォン(約120円)で購入できるとのことだったので、1つを頂くことに。

で、あまり長く休憩していると、体が冷えてしまうので早々に食べて山頂を目指しました。山頂までの残りの距離は2.3km。つつじ畑を出発してから、しばらくは変わり映えのしない原生林が続いていたのですが、1kmくらい過ぎたあたりから原生林がなくなって一面、草原が広がり天気も晴れてきました。どうやら、雲を抜けたようです。

ただ、ここから山頂までが辛かった。。。岩場の勾配が急になってきたのです。。。フクラハギが痛くなってきました。

それが終わると、延々と続く階段。

 

頂上は右上のほうです。ずっと登るんです。これを。

というわけで、泣きながら階段を登りまして、ようやく頂上に到着しました。ガイドブックでは、もう少し水が溜まっていたのですがだいぶ、干上がっていました。

 

右の黄色の矢印が城板岳コース。左の白の矢印が観音寺コースを指しています。頂上でつながっているんですね。

頂上から見る景色は格別でしたー。雲が下に見えてます。

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山小屋のようですが、売店ではなさそうでした。韓国のラジオが流れていました。

 

おそらく、太陽光発電パネル。

 

で、ここで登山が終わったわけではありません。これから下山をしなければならないんです。これが、ホントに辛かったーーー。

特につつじ畑休憩所までは、急勾配が続いているため膝がすぐにガクガクし始めました。まだ、下っているときはいいのですが立ち止まるとガクガク、ガクガクと震えがとまらないんです。

ボク達は、ストックを持っていかなかったので、特に足場が不安定な岩場を歩く際には腰や膝でバランスをとる必要があったので、負担が大きかったんですね。あんなにガクガクと膝が震えたのは初めてでした。

というわけで、泣きながら下りつつ、なんとかつつじ畑休憩所に到着。あらかじめ持っていったミネラルウォーターが底を尽いたのでここで2本購入しました。そして、またひたすら下山。

そして、つつじ畑休憩所を出てから1時間くらい経った頃、一人の西洋人(たぶん、イギリス、ちょっとイケメン)に声をかけられました。

「何か聞こえない?」と彼に聞かれて、そっと耳を澄ますと確かに何かが聞こえる。ただ、何だか分からなかったので「アイドンノウ」と答えると、彼は「どこから来たの?」「いつまでいるの?」といったことを聞いてきました。話をしているうちに、彼は2日前まで東京にいたとのこと。

世間話をしていると、背後から小さなケーブルカーがやってきました。いくつかのタンクを乗せて、現地の方が一名乗っていました。どうやら、音の正体はケーブルカーだったようです。

そんな彼と別れて、更に下っていくと今度は道の真ん中に2匹の鹿が現れました。どうやら、小鹿の兄弟らしく、普通の鹿よりもちょっと小さい鹿でした。こちらを見ているので、しばらく立ち止まってにらめっこをしました。すると、後ろからさっきのイケメンとは別の現地の方が一名来たのですが、彼も鹿に気づいたらしく立ち止まって鹿を観察。

すると、また足がガクガクと震え始めたので、更に近づくと鹿はゆっくりと林の奥のほうに消えていきました。

そして、登山口まで残り1km付近で、もう1度、鹿を発見しました。この鹿は林のかなり奥のほうでしたね。

16時30分頃、ようやく登山口まで戻ることが出来ました。

とにかく、無事に下山できてよかった。ちなみに、登山口の天候は曇。おおむね、朝と同じような雰囲気でした。

今回の登山の反省点は、ストックを持っていかなかったこと。あと、日ごろの鍛錬が足らなかったことでしょうか。

なお、翌日以降、激しい筋肉痛に襲われたのは言うまでもないですね。このブログを書いている9月5日現在でもふくらはぎの筋肉痛はとれておらず、立ち上がるときなどはイタイです(泣)

ただ、とっても安全な山だったので、機会があれば登りたいと思いました。これから登る方は、とにかくストックは持っていったほうがいいですよー。



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